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2012年11月 『児童ポルノ排除対策 公開シンポジウム』に行ってきました。

平成24年11月21日 東京国際フォーラム
15:30~18:00
主催 : 内閣府


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◎主催者挨拶 
 杆淵 智行氏
(内閣府大臣官房審議官)


◎基調講演 
 カイ・レイニウス氏
(スウェーデン外務省国際法・人権・条約局課長代理)
※スウェーデンの方だけど、最後まで日本語を使用しておられた。
 1995年 在日スウェーデン大使館において、ECPAT代表者会議を主催。
 1997年からは、7度にわたり、東京にて「子供の商業的性的搾取に反対する国際会議」セミナーを開催。


◎参加パネリスト
 原 幸太郎氏
(警察庁生活安全局少年課 児童ポルノ対策官) 本年8月より現職。

 遊間 千秋氏
(千葉県警察・上席相談専門員) 臨床心理学・臨床心理士

 曽我 邦彦氏
(日本PTA全国協議会・元会長) NPO法人・日本国際童謡館(代表)

 別所 直哉氏
(YAHOO コンプライアンス・オフィサー兼・政策企画本部長)
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◆カイ・レイニウス氏の発言まとめ

 日本は『ポルノ発信国』として注目されていても、1999年まで児童ポルノの法律がなかった。
 今後は世界的に、国際法の整備が大切。国境をまたいだ警察の協力が必要だろう。
 児童ポルノは、法的措置を置くべきだということが、リオの会議から言われている。

 日本では児童ポルノ法が進まない原因として『表現の自由』が問題になっている。
 日本では、単純所持については、個人のプライバシーが問題視されているが、
 どこの国でも、子供の保護が優先されるべきだ。
 
 EUでは、個人の『児童ポルノ単純所持による罰則』は、86カ国のうち、77カ国が実施している。
 先進国では、日本だけが禁止していない。この点で、日本は大変目立っている。
 日本の周囲の国……台湾・インドネシア・タイ・バンコク・中国・韓国は、加盟した。
 日本の政府は、もっと支援してほしい。
 女性の人権についても、一段と強化すべきである。



◆原 幸太郎氏の発言まとめ

 今年の報告として、児童ポルノの犯罪は、昨年にくらべて56パーセント減少している。
 これについては、ブロッキングの効果が出ているのだと感じている。
 本年、9月3日と4日に、P2Pの検挙をして、70人中、16人を現在取り調べ中。
 しかし、今はまだ、国外のサーバーを使用している業者についての各国の協力が、うまくいっておらず、
 海外サイトの犯罪者は逮捕できていない現状。
 国外犯の検挙は、過去の犯罪も調べて、少しずつ前進してはいる。


◆遊間 千秋氏の発言まとめ

 思春期の子供は、自分が『性的な被害を受けた』と認めることで、それが自身の負担になってしまうから
 認めたがらないことが多い。
 子供が大人を『自分から誘う』ことも、大変多くなっている。
 例として挙げるが、保護施設の職員に「私に何をしてもいいのよ」と言って、誘う子供までいる。
 彼らは、そうすることで『自分を受け入れてもらえる』と勘違いしている。
 子供は、自分が汚れた、と認めると、自分を破壊する行為に出ることが多い。
 親や職員や周囲は「時間が解決するわ」という言い方で、傷ついた子供に接してはいけない。
 子供の内に秘めさせずに、どんどん吐き出してもらって、忘れさせてあげることが必要だ。


◆曽我 邦彦氏の発言まとめ

 親は、健全な精神の子供を、育てていかなくてはならないと思っている。親にも「抑制」が必要。
 可愛いからといって、赤ちゃん・幼児の全裸などをブログに載せると、それが後々、愛好家に所持されて
 インターネットで流出することが増えているので、親には、軽はずみな行為はしないで欲しい。
 今後は、子供の将来のために、そういった「単純所持」も問題として取り組まなければならない。

 親は、PTAに参加して欲しい。問題が起きてから、学校やPTAに最後に駆け掛け込んでくる。
 そういった親は、学校に子供の教育を、まかせっきりだからいけない。
 もっとPTAに、親が参加して、家庭の中で問題は解決していくべき。
 社会のルールは、家庭の中で教える努力をして欲しい。
 どれだけ生活が貧しくても、プライバシーを売らないで、幸せを目指していくことを子供に教えてくれと
 自分は、いつも訴えている。そういう姿勢を、親が子供に、模範として示して欲しい。
 
 子供と一緒に、親も、インターネットの便利さと同時に、怖さを覚えるべき。
 インターネットを使わないで、この先、生きていけない。インターネットを、かしこく使うことを
 学校教育で、子供達に身につけさせて欲しい。


◆別所 直哉氏の発言まとめ

 yahooでは、2008年から日本ユニセフの「なくそう、子供ポルノキャンペーン」に賛同。
 子供達には、インターネットを『解決のツール」にしてもらいたいと思っている。
 「日本ユニセフ」や「インターネットコンテンツセーフティ協会(←2011年にyahooが設立)」と
 連携して、青少年が、安心して利用できる環境作りを目指している。

 悪質な大人に、子供を搾取されないことが必要。そういう大人は、検挙されるように協力窓口もある。
 個人的には、赤ちゃんのおむつのCMで、裸がテレビに流れるのも遺憾に感じている。

 Yahoo ではコミックにおける対策として、
「有害図書」や「暴力的・性的なもの」は立ち読みを禁止している。
 ネットオークション対策としては、
「児童ポルノ作品」を出品禁止にして、重点的にパトロールしている。
 自分は、単純所持が何年たっても国会を通過しない日本は、おかしいと感じている。
 国会に問題定義が上がりながら、なぜなのか。律法が果たす役割は大きいと感じている。
 来月半ばには私達には 『意思行事をする機会』 があるので、一人一人の方がそこを考えていただきたい。


 「イクサ-ICSA-(インターネットコンテンツセーフティ協会)が、ブロッキング実施を行うことによって、
 別のものを禁止されるのではないかとか、表現の自由に関わるのではないかと懸念する方々がいらっしゃるが、
 これについても、誤解されないようにと考えております。

 もっとも重要なことは、子供には「実は大人には、悪い大人もいるのだ」と教えることだと思う。
「安心・安全」なものというのは、大変少ないので、それを大人自身が自覚しないと、子供に伝わらない。
 まずは、大人がその現実を自覚することが大切。


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ここから下は、ブログ主の感想です。

ラストは自由討議…と司会は言いましたが、司会が質問を用意していて、パネリストに答えさせるだけで、
客席からの質問を募集することはありませんでした。
時間もオーバーしていたので、仕方なかったのですが、スウェーデンの最高裁判所では、
カイ・レイニウス氏の発言とは、まったく逆の『表現の自由について』の判決が出た事例がありました。
これについて、彼はどう思っているのでしょうね。質問したかったです。


児童ポルノ犯罪は、貧困による思考から、子供自身や、親が犯罪に走ってしまうことが大変多いので、
規則ばかり作るよりもっと考えることはあると思います。
日本は、諸外国に比べて、犯罪者が少ない、大変めずらしい国であり、
どんなに規則を厳しくしても、犯罪件数が下がらない国は、日本とはもともと違うのだということを
私達は、忘れてはいけないと思います。

昨日、韓国では悪法ができてしまい、韓国の作家が戦々恐々としているそうな。
私もRTと、お気に入りしたので、よかったら、記事を遡ってみてください。
https://mobile.twitter.com/LP_Tsu
これとか↓
>> 御村りょう @ryouh2so4
なんか昨日、韓国で新しい児ポル法が頒布されたんですって、性別問わず、
子供と子供の教育機関に関する性的表現を一切禁止、青少年を思わせる表現も禁止、
たとえば制服を着たプレイとか、逮捕されると懲役三年、
二万ドルの罰金+十年以内は子供に関する仕事は一切できなくなるんですって



以上です。
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『都庁に指定図書閲覧しにいこうず・女子会』の感想

◇開催日 11/24 13:00~14:30頃まで
◇場所  新宿都庁 第一本庁舎の28F・会議室にて

◇参加者 十二名

◇閲覧前の身分証の確認 
な、なんと! 確認されませんでした!(学生さんもいたんだけどな。←18歳以上)



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[11/26寄稿 参加した方が感想をくださったので掲載]
私が一番驚いたこと。
指定された資料は国立国会図書館に送っている、というお返事です。
ただし「じゃあ、国立国会に行けば指定図書が見れるんですね?」には否。
それらは国立国会図書館で閲覧できない資料として保存しているとか(どんな状態や)。

青少年課の天草氏が課名を名乗って閲覧したいと申込んでも、見れなかったとか。
詳しく説明して、例外的に見せてもらえたとか。
もし国立国会で閲覧可能な状態で保存されているなら、全国各地の図書館を通じて
貸出を受けられます(申し込みをした図書館「内」での閲覧の場合もあるけど)。
国立国会からのコピーの取り寄せが可能になります。
なぜ国立国会に保存されていて、閲覧できないのか疑問です。

ためしに何冊か所蔵検索をしたところ、ヒットするものとヒットしないものがありました。
(NDL-OPAC http://opac.ndl.go.jp/
国立国会は所蔵登録されるまで時間がかかることも多いので
登録待ちの可能性もあるけど、ある程度古いものでもヒットしない?
そのうち暇を見つけて、指定図書の所蔵の有無を検索で確認したいと思っています。


指定された資料について。
男性向けエロをほとんど読まないので、私の読込みは浅いと思いますが、
ざっと見た感覚で成人指定がついてるのと違いがわからない資料はあったかな、と。
ただそれは、小学生には読ませたくないかも知れないけれど、
興味を持った高校生が読んで何がいけないの、とは感じました。
BLに関しても、性器、結合部分の描写での指定なのか、という感想です。


一部の極少人数の読込みで「内容」を判断されるより
「性器・結合の描写」で指定される方が視覚に訴えているだけ
一般に受け入れられ易いのかな、と思われます。
「これだけ性器・結合部が描かれてるなら仕方ないよね」と。

でも性器・結合部の描写をだけを子ども達の目から隠して
何の意味があるの、と言いたい。
性器・結合部の描写は青少年に見せられないもの、という風潮に疑問を感じます。
『こんなに違う!世界の性教育』(橋本紀子監修/メディアファクトリー)では、
http://www.mediafactory.co.jp/c000051/archives/028/000/28004.html
性被害から子ども達を守るために、性器・性交を隠さず正確に、小学生の頃から
きちんと教えている国について紹介されています。

日本のセックス教育、セクシュアリティ教育の遅れを痛感します。


今回の指定図書に一冊だけ、犯罪の手口を解説した資料がありました。
「以前と比べて、このタイプの指定が減っているはなぜ?」の疑問に、
「指定対象の点数自体が少なくなっているのでは」との声が上がりました。

その回答に、私は青少年課の本音を見たようで、ぞっとしました。


不健全指定は、あくまで「青少年」の眼に資料を触れさせないようにすることです。
けれども犯罪マニュアル系は成年マークがついて売場が変更になったから減ったのでなく、
刊行自体が減ったのではないかと思われます。


売れなくなったから出なくなった。売れなくなった原因の一つが不健全指定だとしたら。
「犯罪の解説書なんだから仕方ないよね。そんなのがなくなってよかったんじゃない」
で一般に肯定的に受け入れられるのだとしたら。
「エロいの描いてるんだからしかたないよね。そんなのがなくなってよかったんじゃない」
という風潮を作り出そうとしているのか?と。

子ども達は『SEXはいけないこと』と教え込まれ、大人もそれを信じ込んでいませんか。

性行為には成熟したコミュニケーションが必要であること、家族計画が必要であること。
安易な性行為には、HIVのような性感染症の危険もあること。
これらに関して、無知な子ども達が、無防備なまま性行為に及ぶことは避けるべきことですが、
そのために行わなければならないのは、
正確な性描写が描かれていないかもしれない娯楽作品の取締りではなく、
性と、性行為に関する正確な知識を与えることだと思います。

◆ (閲覧参加者/匿名希望)

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[以下が、KAWAHARAの当日の感想です]
閲覧女子会、ラストまでお疲れ様でした!(*^▽^*) ≫ALL

「都庁に指定図書閲覧しにいこうず・女子会」は本日無事に終了しました。
閲覧後は都庁の喫茶室でお茶しつつ、話し合いも持てました。いろいろな意見があり、
皆さんと、直接お話しできてよかったです。
この会のことでRTを回してくださった皆様も、本当にありがとうございました。


私とシロさんは一時間早く行ったので、都議会議事堂の、2Fの図書館で見たいものがあったのだけど、
なぜか『青少年治安対策本部』の書棚のパンフだけ、ごっそり資料が抜けてて残念だったな…。


閲覧できたものは、2010年11月~2011年11月の指定分です。それより過去の本は、
処分していくそうなので見れなかった。
指定図書になった本には「消しが甘く、これは指定せざるを得ない」
「内容にギャグ要素が多く、指定というほどではない」など
一冊の本に対して10個ぐらい意見がある用紙もついていて、それを眺めつつ閲覧しました。


時間は一時間と少し。
第一本庁舎の28Fの会議室を用意してくださり、最初から最後まで
都庁の青少年治安対策本部の男性職員の方が三名ついて、私達の質問にも丁寧に答えてくれた。


直接、自分の疑問を、青少年治安対策本部の男性職員さんに、ぶつけられたことは、
今後の自分の活動にとっても、確認になってよかったと思う。
『ともかく、一通でも多く意見が欲しい。日頃から意見が来ると、
それについて吟味していく』
 という、姿勢だそうですよ。 ≫青少年治安対策本部


私自身は「18R・成人向け」ではなくて、いっそ『13R』ぐらいまで
(13歳から公共で大人料金となるから、ここを区切りにするのもいいかなと)下げてしまって、
『指定図書が特別なもの』とか『不健全なもの』という
世間の風潮を消してしまえばいいんじゃないかと思いました。


「キスまでの本」と「それ以上載ってる本」ぐらいまで基準下げてしまえば、
書店で「大人棚」が撤去されることは絶対なくなる。
これは青少年治安対策本部の意図とは違ってくるので、今言ってもどうしようもないけど。
18歳と10歳の見てはいけないものが、同じくくりなのは、やはりおかしいと思った。

わかりやすかったので

◆無名の一知財政策ウォッチャーの独言
カテゴリー「児童ポルノ規制」の11件の記事
http://fr-toen.cocolog-nifty.com/blog/cat34798919/index.html
7月から施行の、民主党の新たな児童ポルノ法改正案(衆議院HPの経緯、議案参照)を
転載した記事ですが、わかりやすかったのでLINKを。
少々長いけど。



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さて。現在の私について。
同人誌の『違法ダウンロードサイト』を発見したので、
先週は、そのサイトに知らないうちに関係してしまっていた同人誌作家に連絡をとり、
削除申請を促し、週末には弁護士と話しました。
自分の本が、まったく知らない場所で好き勝手にダウンロードされていることに
怒りを覚え、また、責任を感じて動いた方は半数近くいらした。
サイトのログは全部とってあります。もうすぐ閉鎖するサイトのほうも、
すでに潜入しているので、今後の対応を検討中。

お金はかかるけど、捕まえることは可能な段階まできた。
ただし、それをすると、同人誌界にとって、あまり嬉しくないことに
なりかねず、うかつに動けないところではあります。
でも、やるときはやります。

私が連絡しても、お返事のない作家さんは、ここを御覧になっているでしょうか?
自分の本が、サイトから削除されていなくても、ご連絡くださると嬉しい。
ご自分の本、ご自分の権利は、 『あなたから動いてくれないと』一緒に守ってあげられません。

あなたの本が、誰にでもダウンロードできてしまう状況は
未成年にも手に入る状況だということで、作家がそれを黙認していると世間は受け取ります。
ゆめゆめ、それを忘れないでいただきたい。
他人まかせでいい段階ではないのです。

うぐいすリボン 東京東京公演会について

表現の自由を守るアウェアネス・リボン運動「うぐいすリボン」主催の講演会を、
10月23日(日)に東京都文京区の文京シビックホールで開催します。

★参加は先着 80名まで
★下記サイトにて、申込みが必要(住所や電話番号は書かなくても登録可)

http://kokucheese.com/event/index/16492/


関西で開催された講演会の報告は、こちらで読めます。
まとめ主さんの筆力があるので、大変読みやすい。
http://photorecord.blog43.fc2.com/blog-entry-258.html

これだけの先生をお招きして、募集人数が80名だと、
締め切りすぐかもしれませんね。その場合、ustとかで生中継も希望したいところです。
熱烈応援!

7月1日から条例施行です。

いよいよ、7月になりました。
以下の情報がツイッターで流れてきたので、貼っておきます。

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7月1日に岩手県から、作品社刊行の『異常殺人カタログ 驚愕の200 事件』が
不健全図書指定を受けていました。
有害図書というのはもっと、猥雑な本かと思いましたが、この本は実際のところ
新聞記事を抜き取って集められたものとのこと。
本当にこの指定は適正だったのでしょうか?
表現規制はマンガだけではないことを知っていただきたく、まとめてみました。

http://togetter.com/li/158637
プロフィール

ボーイ0

Author:ボーイ0
職業:小説家
http://twitter.com/LP_Tsu

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